店舗サイト制作

売上アップに貢献する店舗サイト

実店舗を持つビジネスの場合、そのWebサイトには大きく2つのタイプがあります。1つはWebサイトからの予約を受け付けるタイプ、もう1つは予約はなく、情報提供が中心のタイプです。
前者はヘアサロンやホテルなどが当てはまります。後者はほとんどの小売店がこのタイプになります。飲食店については、業態によってどちらにも当てはまるでしょう。
タイプによって優先するべきWebの施策は変わってきますが、売上に関しては以下の計算式が成り立ちます。

「客数」 × 「平均購入(利用)回数」 × 「平均購入単価」 = 「売上」

Web施策によって売上を増やすためには、「客数」「平均購入(利用)回数」「平均購入単価」のそれぞれをどうやって増やすか、という視点で考える必要があります。

「客数」を増やす

ここでいう「客数」とは、これから購入(または利用)をしてくれる見込客のことです。ここには新規客とリピーターが含まれます。
新規客とリピーターでは、アプローチが変わってくるので、それぞれでWeb施策を考えていきます。

新規客の獲得

お店の新規客を獲得するために、まずは未認知層へのリーチ、次に動機形成による来店誘導という2段階で考えていきます。

未認知層へのリーチ

お店のことをまだ知らないユーザーには何らかの方法で知ってもらう必要がありますが、オンライン上の施策であれば、Web広告やローカルSEOが有効です。
また、来店前の予約があるタイプの店舗であれば、たいていの場合予約サイト(ホットペッパーやじゃらん等)があります。Webサイトがなくてもこれらの外部サービスは利用しているという方が多いでしょう。
さらにソーシャルメディアによる拡散も重要です。クチコミの効果は非常に大きいのでお店のSNSだけでなく、お客様にもたくさん発信してもらえるようにしましょう。

動機形成による来店誘導

ユーザーにお店の認知ができても、これだけでは来店してもらえません。実際に来店してくれるよう、動機づけをする必要があります。
予約サイトなどの外部サービスであれば、クーポンやWebからの予約など、来店誘導に関する仕組みがあるでしょう。しかし、予約サイトではほとんどのお店が似たように見えてしまい、結局価格勝負になっていることが多いです。

そこで重要になるのが店舗サイトです。お店に興味を持ったユーザーのいくらかは店舗サイトに訪れます。店舗サイトでお店をいかに魅力的に見せられるか、これはWeb上でのブランディングになりますが、これによって差が出てきます。
実際の店舗やサービスがどれほど魅力的でも、店舗サイトを見たユーザーをがっかりさせてしまったら、そのユーザーは来店せず、店舗やサービスの良さも知ることはないでしょう。

お店の「ファン」を作る

ほとんどの場合、うまくいっているお店ほど、売上に占めるリピーターの比率が高くなっているはずです。新規客の獲得にはどうしても手間とコストがかかるので、たくさんのリピーターが継続的に購入(利用)してくれるほど、経営は安定します。
そのため新規客をリピーター化し、リピーターが離れないようにする必要がありますが、お店の「ファン」をいかに作るかという意識が重要です。
もちろん実際の商品やサービス以上に大切なことはありませんが、Web施策ではソーシャルメディアやブログが有効です。これらの運用には手間がかかりますし、スタッフに任せる場合はガイドラインを策定するなど事前のルール決めをしておかないと、効果がないばかりでなく、炎上のリスクもあります。また、ターゲット層によって利用しているSNSが違ってくるので、この点でも事前の計画が重要です。

「平均購入(利用)回数」を増やす

「平均購入(利用)回数」を増やすためには、お客様にお店のことを思い出してもらう回数を増やす施策を行います。
どれほど熱心なファンでも、四六時中あなたのお店のことを考えているわけではありません。むしろ、ほとんど考えていないと言ってもいいでしょう。来店回数を増やすためには、頻繁にお店のことを思い出してもらうのが肝要です。前述したソーシャルメディアやブログ、加えてメールマガジンはこういった効果が高いので、上手く活用できれば強力な武器になります。

また、スマートフォンアプリはお店のキャンペーン情報などを送信できます。店舗アプリを簡単に作成できるサービスもあるので、一考の価値はあるでしょう。
ただ、多くの店舗がこういった施策を実施しているため、煩わしさを感じてしまうユーザーもいます。特に送られてくる内容が宣伝ばかりだとユーザーはすぐにブロックしてしまうでしょう。
こうならないためには、宣伝的な内容は少なめにして、役に立つ情報や面白い内容、ユーザーが魅力的と感じる情報提供を心がける必要があります。

「平均購入単価」を上げる

「平均購入単価」が上がれば、当然売上も増えてきます。
しかし、一般的には価格を上げてしまうと「客数」と「平均購入(利用)回数」は減りますから、クロスセル、アップセルを狙っていくことになります。強力なブランディングによって「価格」を上げても「客数」と「平均購入(利用)回数」を減らさない、むしろ、増やすという戦略もありますが、Webマーケティングの枠に収まらない話になりますのでここでは割愛します。

クロスセル、アップセルに関しては、ついで買いを促したり、より単価の高い商品・サービスをおすすめしたり、ということをほとんどの方が実際の店舗で行っているでしょう。
Webにおいても基本的な考え方は変わりません。おすすめ商品(サービス)の紹介やキャンペーン告知などが中心になります。そして、これらの情報をお客様に届ける必要があるので、ここでもソーシャルメディアをはじめとする、コミュニケーションツールが役立ちます。

店舗サイト × 外部サービス

上記のように、実店舗を持つビジネスの場合、ソーシャルメディアや予約サイト等の外部サービスを上手く活用していく必要があります。ただ、闇雲に利用しても無駄なコストや手間が増えてしまうだけなので、目的を明確にしてしっかりと運用しましょう。いろいろなサービスに手を出すよりも、絞って活用し切るのがおすすめです。

店舗サイトは、外部サービスで足りない部分を補っていくことと、それらの外部サービスへユーザーを誘導するハブのような役割が期待されます。


成果の出るサイトを作るための施策

目的、目標の設定

成果の出るサイトを作るためには、まず貴社のビジネスゴールに結びつく、サイトの目的(役割)、目標を明確にすることが重要です。数値目標を設定するとなお効果的です。

ターゲット設定

サイトのターゲットを具体的に想定し、ターゲットのニーズを細かく検討します。サイトの目的(役割)と併せて検討することで、サイトの方向性が明確になります。

コンテンツ設計

サイトの目的とターゲットニーズからコンテンツを検討します。SEOの視点も大切ですが、まずはユーザーにとって有益なコンテンツを用意することが最優先です。コンテンツをグルーピングしてカテゴリとして振り分けることで、サイトの大まかな構造が決まります。

UI/UX設計

サイトのコンバージョンを最大化させるため、ユーザーをストレスなくゴールまで導くユーザーインターフェイス(UI)を設計します。

Webデザイン

お店のデザインや雰囲気がお客様の印象を大きく左右するのは言うまでもありません。これは店舗サイトでも同じです。新規客に関しては、実際のお店よりも店舗サイトを先に見る可能性があります。店舗サイトを見たユーザーを行ってみたいと思わせるようなデザインが必要不可欠です

SEO対策

店舗サイトの場合、実際に「来店」してもらう必要があるので、一般的なSEOよりもGoogleマイビジネス等を活用したローカルSEOが重要です
「SEO対策」について詳しく見る

CMS導入

店舗サイトは、キャンペーン、イベント、スタッフブログ、その他もろもろのお知らせ等、常日頃から更新が多いサイトです。これをいちいち制作会社に依頼してたのではコストが無駄になってしまいます。WordPress、a-blog cms、MovableTypeなどのCMSを導入して自分たちで更新できるようにしましょう
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アクセス解析

サイトを絶えず改善し、成果を上げていくためにアクセス解析は欠かせません。アクセス解析のデータは小規模な改善からフルリニューアルまで、次の施策を検討する上で非常に重要です。
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スマートフォン対応

店舗サイトの場合、アクセスのほとんどがスマートフォンになることも珍しくありません。レスポンシブサイトの構築から、ツールによる出し分けまで最適なスマホ対応施策をご提供します
「スマートフォン対応」について詳しく見る



店舗サイト制作の費用

サイトの目的やターゲットに合わせて「成果を上げる店舗サイト」をご提案、お見積もりいたします。
ご予算に合わせたご提案も可能なのでまずはお問い合わせください。

費用の目安

Webサイトの制作費用は、ページ数や仕様によって変わります。
以下の費用は目安となります。

機能が充実した小規模な店舗サイト

内容 10ページ/レスポンシブ ウェブ デザイン/CMS導入/問い合わせフォーム
費用の目安 100万円(税抜)~