学校・大学サイト制作
3つのターゲット
大学や専門学校のような教育機関のWebサイトには主に3つのターゲットが存在します。
それは、「在学生」「学校職員」「入学希望者」です。
これらのターゲットは学校サイトで得たい情報や、アクセス方法がそれぞれ異なっています。
在学生の場合
在学生が学校サイトで見たい情報は、休講情報や行事スケジュール、校内施設・設備の利用に関する情報などが中心です。また、進級前であれば、コースや授業内容なども対象になります。多くの学校サイトではこれらの情報は在学生向けのイントラサイトで提供されています。
在学生がこれらの情報を見る場合、スマートフォンの使用が想定されます。学校サイトだけでなくイントラサイトもスマートフォンに表示最適化されている必要があります。
学校職員の場合
教員や事務職員などの学校職員の場合も在学生と似ています。
違っているのは、学内のPCからの利用が多いことと、サイトの情報更新を行う必要があることです。
特に情報更新に関しては、操作し易いCMS(Contents Management System)が必要になります。
入学希望者の場合
入学希望者は学校にとっての見込み客といえます。 彼らからの資料請求やオープンキャンパスへの参加が重要なコンバージョンになります。 彼らが得たい情報は、専門課程や授業の内容、受験情報、学校の雰囲気やキャンパスの情報、さらにクラブやサークルの活動内容などです。また、学校や専門的な内容に関する予備知識をほとんど持っていないことが多いため、分かりやすく簡潔な説明が重要になります。
アクセス手段に関しては、入学希望者の年齢が若いほどスマートフォンの比率が高くなります。オープンキャンパスサイトのような入学希望者向けの専用サイトでは、アクセスの90%以上がスマートフォンになることも珍しくありません。
なお、入学希望者自身によるアクセスはもちろんですが、入学希望者の保護者によるアクセスも忘れてはいけません。入学希望者が未成年の場合、保護者が進学の許可を出す形で最終的な決定権を持っています。
専用サイトを活用しましょう
入学希望者は非常に重要なターゲットではありますが、特殊な存在でもあります。
こういったターゲットに対しては、専用サイトが効果的です。例えば、オープンキャンパスサイトや受験生向けサイトなどです。
サイトを分けることで、ターゲットを絞ることができるため、Webサイトのデザインやコンテンツ、導線をターゲットに最適化することができます。
大学によっては、Webサイトのトップページを振り分けページにして、一般ユーザーと入学希望者の入口を分けている場合もあります。タイプが異なるユーザーをターゲットにする際には有効な手段です。
若年層ほどビジュアルやストーリーに影響を受けやすい
学校サイトであれば、多くの場合、入学希望者は若年層になります。
年齢が若くなるほど、経験や知識が少なく感情的でもあるため、ビジュアル表現から影響を受けやすく、ストーリー性のあるコンテンツに対して共感しやすいといわれます。 そのため入学希望者向けの専用サイトでは、デザインや写真が非常に需要です。
また、現在の若年層はWeb動画の視聴に対して抵抗がほとんどありません。動画はビジュアルとストーリーを両立でき、写真とテキストによるコンテンツよりもダイレクトに響くメディアなので、高い効果を期待できます。
成果の出るサイトを作るための施策
目的、目標の設定
成果の出るサイトを作るためには、まず貴社のビジネスゴールに結びつく、サイトの目的(役割)、目標を明確にすることが重要です。数値目標を設定するとなお効果的です。
ターゲット設定
サイトのターゲットを具体的に想定し、ターゲットのニーズを細かく検討します。サイトの目的(役割)と併せて検討することで、サイトの方向性が明確になります。
コンテンツ設計
サイトの目的とターゲットニーズからコンテンツを検討します。SEOの視点も大切ですが、まずはユーザーにとって有益なコンテンツを用意することが最優先です。コンテンツをグルーピングしてカテゴリとして振り分けることで、サイトの大まかな構造が決まります。
UI/UX設計
サイトのコンバージョンを最大化させるため、ユーザーをストレスなくゴールまで導くユーザーインターフェイス(UI)を設計します。
Webデザイン
お店のデザインや雰囲気がお客様の印象を大きく左右するのは言うまでもありません。これは店舗サイトでも同じです。新規客に関しては、実際のお店よりも店舗サイトを先に見る可能性があります。店舗サイトを見たユーザーを行ってみたいと思わせるようなデザインが必要不可欠です。
SEO対策
店舗サイトの場合、実際に「来店」してもらう必要があるので、一般的なSEOよりもGoogleマイビジネス等を活用したローカルSEOが重要です。
「SEO対策」について詳しく見る
CMS導入
店舗サイトは、キャンペーン、イベント、スタッフブログ、その他もろもろのお知らせ等、常日頃から更新が多いサイトです。これをいちいち制作会社に依頼してたのではコストが無駄になってしまいます。WordPress、a-blog cms、MovableTypeなどのCMSを導入して自分たちで更新できるようにしましょう。
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アクセス解析
サイトを絶えず改善し、成果を上げていくためにアクセス解析は欠かせません。アクセス解析のデータは小規模な改善からフルリニューアルまで、次の施策を検討する上で非常に重要です。
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スマートフォン対応
店舗サイトの場合、アクセスのほとんどがスマートフォンになることも珍しくありません。レスポンシブサイトの構築から、ツールによる出し分けまで最適なスマホ対応施策をご提供します。
「スマートフォン対応」について詳しく見る