ランディングページ制作

ランディングページだけでは集客が難しい

Web上で問い合わせや資料請求、求人応募を獲得するためにランディングページは効果的な手段です。ただ時々誤解があるのが、ランディングページだけでこれらの成果が出ると考えてしまうことです。
ランディングページ自体には集客の機能があまりありません。現在のSEOではコンテンツの質と量が重要ですが、基本的に1ページで構成されるランディングページの場合、一部の例外を除いて、充分なコンテンツの量を確保することが難しいためです。
そのため、ほとんど場合、ランディングページと併せて広告を打つ必要があります。
あるいは特定の商品やサービスの専用紹介ページとして本体サイト内に制作し、本体サイトから送客するといった方法もありますが、この場合は本体サイトに多くのアクセスが必要になりますし、広告と比べればやはり集客効果は高くありません。
いずれにしても、ランディングページに送客する方法を考えておかなければいけません。

ランディングページの役割とは

ランディングページの基本的な役割は、ページを閲覧したユーザーに商品やサービスへの興味を持たせ、見込み客を集めることです。
そのため、ランディングページの最後にはメールフォームが設置されることがほとんどです。また電話番号の掲載も有効です。スマートフォンの場合、メールフォームの入力が面倒なため、電話連絡を好むユーザーもいるからです。
メールフォームや電話は、問い合わせや資料請求の依頼用とするのが良いでしょう。商品やサービスの価格などにもよりますが、心理ハードルの低いアクションにしておくほうがコンバージョン率は高くなります。

ランディングページではユーザーにまず興味を持ってもらい、最終的にメールや電話といったアクションをしてもらう必要があるので、話の流れが重要になります。お客様に営業トークをする場面をイメージするのがよいでしょう。
ランディングページの流れや構成については、解説ページが無数にあるため割愛しますが、重要なポイントは以下のとおりです。

興味喚起

ユーザーはそのページの内容が自分に有益かどうか、ほんの数秒で判断します。無関係と判断されると、スクロールすることもなく離脱してしまいます。そのため、ファーストビューで自分にとって意味のある内容だと感じてもらう必要があります。

価値を伝える

その商品やサービスがユーザーにどんな価値をもたらすかということを、早い段階で簡潔かつ分かりやすく伝える必要があります。つまり「結論」を先に言ってしまうということです。ユーザーは、自分に無関係、価値がないと判断したらその時点で離脱します。

信頼、信用を得る（不安や疑問を払拭する）

ユーザーが、商品やサービスを自分に有益かもしれないと考えても、完全に信じてもらえたわけではありません。商品・サービスがなぜそのような価値を提供できるのかを証明する必要もありますし、信頼・信用に足る会社だと感じてもらう必要もあります。ユーザーは不安や疑問が残った状態では、最終的なアクションをしてくれません。

ランディングページの流れやコンテンツが重要であるのはもちろんですが、最終的に問い合わせや資料請求のアクションをしてもらうメールフォーム（エントリーフォーム）も重要です。
フォームの入力項目が多かったり、入力しづらかったりすると、そこで離脱してしまう可能性があります。フォームの機能はコンバージョン率に大きく影響します。
代表的なフォームの離脱要因は以下の様なものです。

・入力項目が多い。
・必須項目が多い。
・必須項目が分かりにくい。
・半角全角等の指定が分かりにくい。
・入力エラーの箇所や内容が分かりにくい。

上記のようなフォームに出会ったことがある方も多いのではないでしょうか。スマートフォンが増えている現在では、これらの要因は特に離脱の要因になりがちです。
これらの要因を可能な限り抑えるテクニックや機能がEFOと呼ばれる施策になります。
機能に関しては、郵便番号から住所を自動入力する機能や、エラー項目や内容をバルーン型のアラートで知らせる機能が代表的ですが、これらも全て離脱を減らし、コンバージョン率を上げるための機能です。