2025年1月17日

採用LPとは?採用サイトとの違いや使い分けを解説【前編】

採用LPとは?採用サイトとの違いや使い分けを解説【前編】

このページの要約

採用LPとは、特定の職種やターゲットに向けて情報を集約し、応募などの行動につなげるWebページです。採用サイトとの違いや、それぞれの特徴、使い分け方、採用LPを活用しやすいケースについて解説します。

採用活動で求職者に情報を届けるWebコンテンツには、「採用サイト」のほかに「採用LP(ランディングページ)」があります。
どちらも採用情報を発信するためのWebページですが、目的やターゲット、掲載する情報、ページ構成などに違いがあります。
今回は、採用LPとはどのようなものなのか、採用サイトとの違いや使い分け方とあわせて解説します。

採用LPとは?

採用LPとは、特定の職種や採用ターゲットなどに向けて、必要な採用情報を1ページにまとめたWebページのことです。
たとえば「営業職の中途採用」「エンジニア採用」「新卒向けインターンシップ」など、特定のテーマに絞ってページを制作し、仕事内容や働く魅力、募集要項などを順番に伝えながら、応募やエントリーにつなげます。

企業の採用情報を幅広く掲載する採用サイトとは異なり、ターゲットと目的を絞って情報を伝えやすいことが採用LPの特徴です。

そもそもLPとは?

LPは「ランディングページ(Landing Page)」の略称です。
本来はWeb広告や検索結果などからユーザーが最初にアクセスするページを意味しますが、Web制作では一般的に、商品やサービスなど特定のテーマに関する情報を1ページにまとめ、問い合わせや購入といった行動につなげるWebページを指します。

採用活動におけるLPも基本的な考え方は同じです。
採用したい人材に合わせて情報を整理し、ページを上から読み進めながら企業や仕事への理解を深め、応募やエントリーなどの行動につなげることを目的とします。

採用LPの目的

採用LPの主な目的は、特定の採用ターゲットに対して必要な情報を届け、応募やエントリーにつなげることです。
採用サイトでは新卒採用や中途採用、複数の職種など幅広い情報を掲載できますが、採用LPではターゲットを絞り、その人に特に伝えたい情報を中心に構成できます。

たとえばエンジニア採用を強化したい場合には、業務内容や開発環境、使用する技術、エンジニア社員の働き方など、エンジニア志望者が知りたい情報を中心にページを構成できます。
誰に何を伝え、どのような行動につなげたいのかを明確にして制作することが重要です。

採用サイトと採用LPの違い

採用サイトと採用LPは、どちらも求職者へ採用情報を届けるためのWebコンテンツですが、その役割は異なります。
大きな違いは、採用サイトが企業や採用活動について幅広く情報を伝えるのに対し、採用LPは特定のターゲットや目的に絞って情報を伝える点です。

ここからは、「目的」「ターゲット」「コンテンツ」「ページ構成・導線」の4つの観点から違いを見ていきましょう。

目的の違い

採用サイトは、企業や採用活動について幅広い情報を提供し、求職者に企業理解を深めてもらうことを目的としています。
会社の理念や事業内容、仕事内容、社員紹介、働く環境、福利厚生など、さまざまな情報を掲載することで、「どのような会社なのか」「どのような働き方ができるのか」を知ってもらいます。

一方、採用LPは特定の職種や採用ターゲットなどに焦点を当て、応募やエントリーといった具体的な行動につなげることを目的としています。
目的を絞ることで、ターゲットに特に伝えたい情報を中心に構成できます。

ターゲットの違い

採用サイトは、自社に興味を持ったさまざまな求職者が訪れることを想定します。
新卒・中途、職種、経験などが異なる求職者に向けて幅広い情報を掲載し、それぞれが自分に必要な情報を探せるようにします。

一方、採用LPは「営業職を希望する中途求職者」「エンジニア経験者」「インターンシップへの参加を検討している学生」など、より具体的なターゲットを設定して制作することができます。
ターゲットが明確になることで、その人が知りたい情報や魅力に感じるポイントを意識して内容を考えやすくなります。

コンテンツの違い

採用サイトでは、会社紹介、事業内容、社員インタビュー、職種紹介、キャリア、福利厚生、募集要項など、多岐にわたるコンテンツを掲載できます。
複数のページに情報を分けることで、求職者が興味や検討段階に応じて詳しい情報を確認できます。

一方、採用LPでは、設定したターゲットが応募を検討するうえで必要となる情報を中心に掲載します。
仕事内容や仕事の魅力、求める人物像、社員紹介、募集要項などを1ページの中で順番に見せることで、伝えたい内容をひとつの流れとして届けることができます。

ページ構成・導線の違い

採用サイトは複数のページで構成されることが多く、求職者がメニューなどから興味のある情報を選んで閲覧します。
そのため、必要な情報を探しやすいナビゲーションやページ構成が重要です。

一方、採用LPは基本的に1ページを上から下へ読み進める構成です。
ターゲットに伝えたい情報を順番に配置し、その流れの中に応募やエントリーへの導線を設けます。
求職者にどの順番で情報を伝え、最終的にどのような行動をしてもらいたいのかを考えて設計する点が特徴です。

採用サイトと採用LPはどちらを選ぶ?

採用サイトと採用LPは、どちらか一方が優れているというものではありません。
採用したい人材や伝えたい情報、採用活動の目的によって適した方法が異なります。

幅広い採用情報を伝えたいなら採用サイト

企業の採用活動全体について情報を発信したい場合は、採用サイトが適しています。
複数の職種を募集している場合や、新卒・中途などさまざまな採用を行っている場合でも、それぞれの情報をページごとに整理して掲載できます。

また、企業理念や社員、職場環境、制度など幅広い情報を掲載できるため、求職者に企業への理解を深めてもらいたい場合にも活用しやすいでしょう。

特定のターゲットに訴求したいなら採用LP

特定の職種や人材の採用を強化したい場合には、採用LPが選択肢になります。
ターゲットを絞ることで、その人に伝えたい情報やメッセージを中心にページを構成できます。

たとえば、複数の職種を募集している企業が「特にエンジニアを採用したい」という場合には、エンジニア採用に特化したLPを制作し、仕事内容や開発環境、社員の声などを詳しく紹介するといった使い方ができます。

採用サイトと採用LPを併用する方法もある

採用サイトと採用LPは、必ずしもどちらか一方を選ぶ必要はありません。
企業や採用活動全体の情報を採用サイトで発信しながら、特に採用を強化したい職種やターゲットについて採用LPを制作する方法もあります。

たとえば、採用LPで特定の職種について興味を持ってもらい、さらに会社について知りたい求職者を採用サイトへ案内することもできます。
それぞれの役割を明確にし、必要に応じて情報を補完し合うことがポイントです。

採用LPを活用しやすいケース

採用LPは、採用ターゲットや目的が明確になっている場合に活用しやすいWebコンテンツです。
たとえば、次のような採用活動が考えられます。

特定職種の採用を強化したい

営業職やエンジニア職など、特定の職種について重点的に採用したい場合です。
職種ごとに求職者が知りたい情報は異なるため、ターゲットとなる職種に合わせた情報をまとめることで、その仕事ならではの魅力を伝えやすくなります。

特定の採用ターゲットへ訴求したい

同じ企業の採用活動でも、新卒採用と中途採用では求職者が知りたい情報が異なる場合があります。
また、経験者採用や特定のスキルを持つ人材など、求める人物像が明確な場合にも、そのターゲットに合わせて情報を構成できる採用LPを活用できます。

インターンシップや採用イベントへの応募を集めたい

採用LPは、通常の求人だけでなく、インターンシップや説明会など特定のイベントへの参加を促す目的でも活用できます。
イベントの内容や参加するメリット、開催概要などを1ページにまとめ、申し込みへの導線を設けることで、必要な情報からエントリーまでを分かりやすく案内できます。

Web広告などから応募につなげたい

採用LPは、Web広告などからアクセスした求職者の受け皿として活用することもできます。
広告で訴求する内容とLPのターゲットやメッセージを合わせることで、広告を見て興味を持った求職者に、そのまま詳しい採用情報を伝えることができます。

ただし、採用LPを制作するだけで求職者が集まるわけではありません。どこからLPへアクセスしてもらうのかも含めて考えることが大切です。

まとめ|採用目的に合わせて採用サイトと採用LPを使い分けよう

採用サイトは企業や採用活動について幅広く情報を伝えることに適している一方、採用LPは特定の職種やターゲットに絞って情報を伝えることに適しています。
どちらか一方が優れているのではなく、「誰に、何を伝え、どのような行動につなげたいのか」を考え、採用目的に合った方法を選ぶことが大切です。
また、採用サイトと採用LPを併用し、それぞれの役割を補完しながら求職者へ情報を届ける方法もあります。

採用LPのメリット・デメリットや、制作・活用する際のポイントについては、後編で詳しく解説しています。
採用LPのメリット・デメリットとは?制作・活用のポイントを解説【後編】

採用サイトと採用LPの違いに関するよくある質問

Q1. 採用サイトと採用LPの一番の違いは何ですか?
A1. 掲載する情報の範囲と目的に違いがあります。採用サイトは企業や採用活動について幅広い情報を掲載し、求職者の企業理解を深める役割があります。一方、採用LPは特定の職種やターゲットなどに絞って情報を構成し、応募やエントリーといった行動につなげることを目的とします。

Q2. 採用サイトと採用LPはどちらを作るべきですか?
A2. 採用の目的によって異なります。企業や採用活動全体について幅広く情報を発信したい場合は採用サイト、特定の職種やターゲットに向けて訴求したい場合は採用LPが選択肢になります。どちらか一方に限定せず、目的に応じて併用することもできます。

Q3. 採用サイトと採用LPを併用することはできますか?
A3. 併用できます。採用サイトで企業や採用活動全体について情報を発信し、特に採用を強化したい職種などについて採用LPを制作するといった使い分けができます。それぞれの役割を明確にして、必要に応じて相互に誘導するとよいでしょう。

ビットセンスでは、採用ツールを通した最適な情報発信の方法をご案内しています。お気軽にご相談ください。
スマホ対応、CMSによる簡単更新、Googleしごと検索対応なら採用サイトパッケージ「RECS」
採用動画パッケージ「ミテシル」でオンライン採用を促進!
早い・きれい・安い!パワーポイントのデザイン化はおまかせください!