4月を迎え、新しく採用担当に着任された方も多いのではないでしょうか。
前任者からの引き継ぎや、今年度の採用目標に向けた計画の策定など、慌ただしい日々を過ごされていることと思います。
説明会の準備や求人広告の手配など、やるべきことは山積みですが、本格的に募集活動を加速させる前に、一度立ち止まって確認していただきたいものがあります。
それは、貴社の「採用サイト」です。
求職者が企業の情報を得るための最大の入り口であり、いわば「会社の顔」とも言える採用サイト。
今回は、新卒・中途を問わず求職者がどのような視点でサイトを見ているのか、新任担当者の方がまず押さえておきたい見直しのポイントを解説します。
1.情報が昨年度のまま止まっていないか

求職者が採用サイトを訪れた際、無意識のうちにチェックしているのが「その情報がいつのものか」という点です。
特に4月という年度替わりの時期は、情報の更新状況がその企業の「採用への熱量」として捉えられます。
「いつ更新されたか」は企業の第一印象に直結する
例えば、ニュース一覧の最終更新日が1年前だったり、募集要項の年号が前年度のままだったりした場合、「この会社、今は募集していないのかな?」「管理が追いついていない、余裕のない会社なのかも」と、ネガティブな印象を抱かせてしまう可能性があります。
特に慎重に企業選びを行う求職者ほど、こうした細かな部分から企業の状況や管理体制を推測しています。
新年度に優先して更新すべき3つの項目
すべてを一気に直すのが難しい場合は、まず以下の3点に絞って確認してみてください。
・募集要項の年号と日付:最新の採用計画に基づいた内容になっているか。
・トップメッセージ(代表挨拶):新年度の方針や、現在の社会情勢に合った言葉になっているか。
・社員の役職や所属:異動や昇進によって、掲載時と現在の状況が異なっていないか。
「常に最新の情報が発信されている」という安心感は、求職者がエントリーするための大きな後押しになります。
2.スマホで見たときにストレスはないか

現在の採用シーンにおいて、PCでの見え方だけを確認するのは不十分です。
新卒の学生はもちろん、中途採用の求職者も、通勤時間や就寝前のわずかな隙間時間にスマホで情報を収集しているからです。
学生や若手層はスマホ完結が当たり前
特にZ世代と呼ばれる若手層にとって、スマホでの閲覧体験(UI/UX)は志望度を左右する重要な要素です。
PCでは綺麗に見えていても、スマホで開いたときに「文字が小さすぎて読めない」「リンクが近すぎて誤操作してしまう」「ページを読み込むのに時間がかかる」といったストレスがあると、サイトを離脱してしまう原因になります。
スマホで使いにくいサイトは「ITリテラシーが低い会社」という印象に繋がってしまうこともあります。
見やすいサイトってどんなサイト?UI/UXに注目して考えよう
「タイパ」を意識した操作性のチェック
今の求職者はタイムパフォーマンス(タイパ)を重視します。知りたい情報にすぐ辿り着けるかどうかが鍵となります。
新任担当者の方にぜひ試していただきたいのが、自分のスマホから実際にエントリーフォームの送信直前まで操作してみることです。
・スクロールが長すぎて、途中で嫌にならないか。
・サイトの動作性に問題はないか。
・エントリーフォームの入力項目が多すぎて、途中で挫折しそうにならないか。
こうした「詰まりどころ」を一つひとつ解消していくことが、応募率(CVR)の改善に繋がります。
3.働く人の雰囲気が伝わる内容になっているか

給与、勤務地、福利厚生といった「条件面」のデータは、求人媒体を見ればわかります。
求職者が自社の採用サイトまで確認する最大の理由は、「どんな人と、どんな雰囲気で働くのか」という情報を求めているからです。
スペックだけでなく「社風」を知りたい
「アットホームな職場です」というテキストよりも、一枚の楽しそうなランチ風景の写真のほうが、社風を語ることがあります。
しかし、その写真が「数年前の集合写真」のままだったり、フリー素材ばかりだったりすると、求職者は違和感を覚えます。
自分が入社した後の姿をイメージできることが重要です。
「今のメンバー」の顔が見えることの価値
4月は新しいメンバーを迎え、組織が変化する時期です。このタイミングで、今の職場の空気感を反映した写真やインタビューに更新するといいでしょう。
もし、インタビューに登場している社員がすでに退職していたり、数年前の古いエピソードのままだったりする場合は、注意が必要です。
「今の会社」を象徴するメンバーの、等身大の言葉を載せることが、「この会社は良さそう」と思ってもらえる要因となります。
採用サイトを「点検」することから始めるメリット
新任担当者の方は、「早く新しい企画を立てなければ」と焦るかもしれません。
しかし、まずは既存の採用サイトを徹底的に点検することには、実は大きなメリットがあります。
それは、「求職者と同じ目線で自社を理解できる」ということです。
サイトを隅々までチェックする過程で、自社の強みはどこか、逆に説明が足りていない部分はどこかが見えてきます。
この気づきは、今後の採用イベントでのトークや、新しい求人原稿の作成において、必ず生きてくるはずです。
採用サイトの見直しに関するよくある質問(FAQ)
Q1. 新年度の忙しい時期、自社で優先して修正すべき箇所はどこですか?
A1. まずは「数字」と「年号」の整合性です。募集要項の年度や、古い実績数値は真っ先に修正しましょう。情報の正しさが損なわれていると信頼を失ってしまいます。まずは「現状とズレがないか」を点検し、テキストの修正から着手しましょう。
Q2. 昨年度の情報が残っていると、具体的にどのようなリスクがありますか?
A2. 慎重な求職者ほど、情報の更新頻度から企業の「管理体制」や「採用への本気度」を推測します。古い年号や更新の止まったニュースは、「情報の管理ができていない会社」「今は採用に力を入れていないのではないか」という疑問を生み、離脱を招く原因となります。
Q3. 掲載中の社員インタビューが数年前のものなのですが、早急に差し替えるべきですか?
A3. 経験豊富な人材ほど、入社後の自分を具体的にイメージするため「今の職場のリアル」を重視する傾向があります。すでに退職した社員や、現状の役職・業務と大きく異なる内容が放置されていると、入社後のギャップ(リアリティ・ショック)を生む原因になります。今のメンバーの等身大の声に更新していくことが、結果としてマッチング精度の向上に繋がります。
まとめ
採用サイトは、一度作って終わりではなく、企業の成長に合わせて「育てていくもの」です。
新任の採用担当者の方は、新しく担当になった今だからこそ、先入観のないフラットな視点で、自社の採用サイトを見直すことができます。
「今の自分が見て、この会社に入りたいと思えるか?」という問いを常に持ちながら、まずは小さな修正から取り組んでみてはいかがでしょうか。
ビットセンスでは、新年度からの採用活動を加速させるための採用サイト制作や、パッケージプランをご提案しています。
「自社で直すべきか、プロに任せるべきか迷っている」「どこに課題があるのか客観的に知りたい」という方も、まずは現在のサイトの現状把握から、お気軽にご相談ください。
スマホ対応、CMSによる簡単更新、Googleしごと検索対応なら採用サイトパッケージ「RECS」
採用動画パッケージ「ミテシル」でオンライン採用を促進!
早い・きれい・伝わる!パワーポイントのデザイン化はおまかせください!



