2026年2月27日

「戦略」×「デザイン」で成果を最大化 PowerPoint資料の構成術

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「さあ、資料を作ろう」と思ったとき、いきなりPowerPointを開いてスライドを作り始めていませんか?
いきなりPowerPointでスライドを作り込む前に重要なのは「構成案(シナリオ)」の設計です。

どんなにデザインが洗練されたPowerPoint資料であっても、話の順番が支離滅裂では相手の心は動きません。
本コラムでは、営業・採用の現場で重要となる「伝わる構成」を解説します。

 

1. 【営業資料】「自社紹介」を捨て、「顧客の成功」から逆算する

営業用のPowerPoint資料において重要なのは、「そのPowerPoint資料を見ることで、自分(自社)にどんなメリットがあるのか」です。
構成案を作る際の鉄則は、「相手の悩み」からスタートすること
相手が抱えている課題を言語化し、「あ、これは私のための話だ」と思ってもらうことが、プレゼンの成否を分けます。
相手を「納得」から「決断」へ導くには、自慢話ではなく「顧客の悩みがどう解決されるか」に終始する必要があります。

  • 「課題の再定義」で主導権を握る:
    「今、〇〇でお困りではないですか?」という問いかけをスライドの序盤に配置します。
    これは単なる共感ではなく、プロの視点による現状分析です。
    「この担当者はわかっている」という信頼をここで勝ち取ります。

  • 「特徴」ではなく「便益(ベネフィット)」を語る:
    「このツールはAI搭載です」という機能紹介は不要です。
    「AIが24時間対応するので、担当者様の残業が月20時間減ります」という、顧客の日常が変わる未来の価値をPowerPoint資料内で可視化してください。

  • 根拠(エビデンス)は最後に置く:
    実績や会社の歴史は、顧客が「この解決策、いいな」と思った後の、背中を後押しする「安心材料」です。
    資料の終盤に配置するのが効果的です。

 

2. 【採用資料】「誰と、どんな未来を作るか」— 社会貢献と存在意義の連動

近年の学生、特にZ世代以降のキャリア観において、仕事を通じた「社会への貢献」は、採用のPowerPointスライド制作においても避けては通れないキーワードです。

  • 「貢献」を求める学生の増加:
    仕事に求めることとして、「安定(42.6%)」に次いで「貢献」が2位(31.1%)に選ばれるなど、利他的な動機が強まっています。
    条件面だけの資料では、彼らの心は掴めません。※リクルートマネジメントソリューションズ(2025年卒・2026年卒調査)

  • 「存在意義」への共鳴:
    学生は「何を(What)」するか以上に、「なぜ(Why)」その会社が存在するのかを重視します。
    構成案の冒頭に「私たちはこの社会課題を解決するために集まった」という存在意義を据え、共感を呼び起こします。

  • 「誰と働くか」というリアリティ:
    「社会貢献」を形にするのは現場の社員です。
    「この人たちとなら、自分の貢献意欲を形にできる」という確信を持ってもらうため、社員の想いや日常をPowerPoint資料の重要なパーツとして組み込みます。

 

3. 「戦略」×「デザイン」の掛け算。プロが手掛けるPowerPointスライド制作の真髄

bitsenseがPowerPointスライド制作を構成からお手伝いする際に行うのは、情報の整理と「ターゲットの棚卸し」です。

  • 誰が読むのか?(決裁者か、現場担当者か、学生か)

  • 読み終わった後、どんなアクションをしてほしいか?(契約、エントリー、問い合わせ)

  • 相手が持つ「懸念点」は何か?(価格、使いこなせるか、社風が合うか)

これらを明確にせず、PowerPoint資料を制作しても成果は出ません。
「誰に何を届けるか」という戦略を練り上げること。そしてその戦略を「伝わるデザイン」へ昇華させること。
これこそが、成果を出すプロのPowerPointスライド制作の正体です。

「戦略」×「デザイン」の掛け算の重要性についての解説画像。
戦略の「勝てるシナリオの構築」×デザインの「伝わるカタチでの昇華」を魔法使いと勇者に見立てて2人の力が掛け合わされることで強くなるイメージを表現しています。

まとめ:PowerPoint資料は「ラブレター」ではなく「地図」である

自分たちの良さを一方的に語る(ラブレター)のではなく、相手を目的地(解決策)まで迷わせずに導く「地図」を作ること。
それこそが、勝てるPowerPoint資料の構成案の役割です。

  1. 「自分たちの話」ではなく「相手の課題」から始める

  2. 目的(営業・採用)に合わせた構成モデルを活用する

  3. 作成前に「ターゲット」と「ゴール」を1行で言語化する

もし、「構成がまとまらずに筆が止まってしまう」と感じていらっしゃるなら、ぜひ一度bitsenseにご相談ください。
ロジックという「骨組み」から、デザインという「肉付け」まで、貴社のPowerPoint資料を最強の武器へと進化させます。


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