
今回よりビットセンスPowerPointチームがPowerPointに関連するコラムをお届けします。
第1回は最近話題のスライド生成AIについてです。
「テキストを入力するだけで、あっという間にスライドが完成!」というキャッチコピーを見て、興味を持った方も多いのではないでしょうか。
では、スライド生成AIは本当に外注制作の代わりになるのでしょうか?
スライド生成AIのメリットと限界
スライド生成AIは、確かに便利です。短時間でそれらしいレイアウトやデザインを作ってくれます。
しかし、実際に試してみると次のような課題に直面します。
<主な課題>
・デザインの統一感が不足:フォントや配色、余白が不自然な場合がある
・ 要望に合わせたカスタマイズが難しい:企業ブランドカラーや特定フォーマットへの対応が不十分
・文章や情報の構成を変更:必要のない場所でページを分割、構成の変更や文章の改変が行われることがある
下の画像は実際に3つのスライド生成AIサービスを使用して作成したスライドをまとめたものです。
弊社の新卒採用PowerPointの原稿を元に生成しています。
スライド生成AIは「それっぽく見えるスライド」を短時間で作れますが、結局のところAIですべて完結できるわけではなく人の手で修正を加えなければいけない点が出てきます。
修正にも時間がかかりますし、結局のところ担当者のスライド制作スキルに完成度が依存するのは変わりません。
そのため、最終的にクオリティの高いスライドを作成したい場合はプロの目を通す必要があるのです。
下の画像は弊社PowerPointチームが制作した採用PowerPointスライドです。
こちらのスライドは弊社新卒採用サイトのデザインを踏襲しています。
このように既存サイトのデザインイメージに合わせたPowerPoint資料を制作することも可能です!
もちろん他ページのスライドもトンマナをそろえて作成しておりますので、全スライドを通して統一感のあるPowerPoint資料に仕上げることができます。
スライド生成AIではできないクライアントの要望を汲んだクオリティの高いスライドを作成できるのが強みです。
スライド生成AIを“叩き台”として活用する
では、スライド生成AIはどう活用すれば良いのでしょうか?
答えはシンプルで、スライド生成AIで作ったスライドを叩き台として外注制作に回す方法です。
①スライド生成AIでラフを作り、方向性を決める
②外注先に渡し、デザインや表現をブラッシュアップしてもらう
③最終的に、高品質でブランドに沿った資料を短納期で完成
この方法なら、AIのスピードと人間のクリエイティブを両立できます。
まとめ
スライド生成AIは外注制作の完全な代わりにはなりませんが、「時短ツール」としては非常に有効です。
スライド生成AIでたたき台 → プロに仕上げを依頼という流れを取り入れれば、作業効率を高めつつ、質の高い資料を確保できます。
ビットセンスには、PowerPoint資料制作専門チームがあります。
培ってきたノウハウを元にクオリティの高いPowerPoint資料を制作いたします。
ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
ビットセンスでは、採用ツールを通した最適な情報発信の方法をご案内しています。お気軽にご相談ください。