
前回は、企業の顔となるプロモーション動画について解説しました。
第2回となる今回は、組織の内部に焦点を当て、「知識と技能の標準化」を実現する2種類の動画に焦点を当てます。
テーマは、「教育研修・eラーニング動画」と「HowTo・マニュアル動画」です。
煩雑な研修の負担や品質のばらつきを解消し、ユーザーの自己解決を促進する動画ソリューション。
本コラムでは、これらの動画がどのようにコスト削減と生産性向上に貢献するのかを解説します。
教育研修・eラーニング動画
教育担当者の業務負荷を軽減し、均質で効果的な研修を実現するための教育動画です。
企業における社員教育は、新人・中堅・管理職といった階層別研修から、営業・技術などの技能別研修まで多岐にわたり、社内だけで運営するには限界があります。
また、講師による品質のバラつきが課題となるケースもあります。
教育動画であれば、情報を整理して伝えられるうえ、eラーニングと組み合わせることで、時間や場所に縛られない受講環境を提供できます。
セミナー・研修の録画撮影から編集・配信
既存のセミナー内容を撮影し、最適な構成で編集するスタイルです。
事前にスケジュールや資料をもとに打ち合わせを行い、当日は会場で複数カメラによる撮影、講師音声の録音、投影資料との合成などを行い、見やすく理解しやすい研修動画を制作します。
MC・ナレーター・キャラクターによる解説動画
セミナー風景を撮影するのではなく、事前に資料や伝えたい内容を整理し、シナリオを作成して制作するパターンです。
適切な講師がいない、話すのが苦手などの場合には、プロの MC やナレーターを起用した動画制作が可能です。
さらに、オリジナルキャラクターを用いた解説動画も制作できます。
HowTo・マニュアル動画
“分かりやすさ”を第一に、視聴者目線でマニュアル映像を制作
分厚い紙マニュアルの配布は制作・印刷コストがかかるうえ、PowerPointの配布ではデータ管理が煩雑になり最新版の判断が難しい…。
また、講習・研修の実施には日程調整や人員確保が必要で負担が大きい——
こうしたマニュアル運用の悩みを、動画化によって解決します。
既存マニュアルをベースに、実写・CG・アニメを組み合わせて最適な映像に
既存のマニュアルや資料をご提供いただければ、それをベースに映像化が可能です。
実際の運用状況や今後の改善点をヒアリングし、ご要望に合った映像シナリオを作成。
実写撮影・CG加工・アニメーションなど、内容に最適な手法を組み合わせて制作します。
FAQ・確認テストなど理解度を高めるコンテンツもセットで設計
「見ただけで終わり」では意味がありません。
理解したうえで活用してもらうことを目的に、確認テスト や FAQ を動画内に組み込み、段階的に理解度を深められる構成をご提案しています。
視聴者が迷わず、確実に理解できる映像設計を心がけています。
まとめ
今回ご紹介した動画は、社内・社外を問わず、知識や技能を体系的に伝える「インサイド・ツール」として機能します。
教育担当者の負荷を軽減し、均質な学習環境を提供することで、組織全体の知識レベルを底上げします。
次回、【企業の動画戦略】最終章となる第3章では、企業価値を高める「信頼の構築」をテーマとします。
「広報・IR動画」と「展示会・セミナー用動画」の戦略的な活用法をご紹介します。
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