オンラインで会社説明会をやりたい!【後編】:実施のポイント・進め方

前編ではオンライン会社説明会の種類やメリット、デメリットについて紹介しました。
「オンライン会社説明会のメリットとデメリットを知ったが、進め方が分からない」
「オンライン会社説明会を成功させるためのポイントを知りたい」
後編では、オンライン会社説明会をより深掘りし、成功させるためのポイントや進め方について解説します。

オンライン会社説明会を成功に導くポイント

オンライン上で会社説明会を実施することにより、時間や場所にとらわれずに多くの学生にアクセスしてもらうことができます。
オンライン会社説明会を成功に導くためには以下のポイントに注意することが大切です。
・インターネット環境の整備
・開催日時通達など事前準備を怠らない
・離脱防止を徹底して考える
・ライブ型配信、録画型配信共に台本を用意する
・スライドや動画を工夫する
それぞれについて解説します。

インターネット環境の整備

オンライン会社説明会を成功に導くためには、インターネット環境の整備が重要です。インターネット環境が悪いと映像や音声が途切れてしまい、十分な情報が伝わらなくなってしまいます。
インターネット速度を上げるか、通信状態が良好な場所でオンライン会社説明会を実施しましょう。

開催日時通達など事前準備を怠らない

オンライン会社説明会では、当日のみならず、事前準備を怠らないことが大切です。
事前準備の例として、日程に余裕を持った開催告知をすることで、学生が集まりやすくなります。また、人数や趣旨に合わせて必要な機能を備えたツール選定をしましょう。開催日までに参加者に関する情報の収集や確認も行うことで、説明会の方向性を明確にすることも必要です。

離脱防止を徹底して考える

説明会開催が企業にとってより効果的なものとなるように、参加者の離脱防止を徹底して考えましょう。
オンライン会社説明会は、学生が気軽に参加できる分、興味を失うと途中で見ることを辞めてしまうことがあります。離脱を防ぐ取り組みとして、Zoomの投票機能を活用して説明会に対する感想などを求めるといった方法もあります。
興味を引く内容やアクティブな参加を促すことなどで最後まで見てもらえるようにすることを検討してみましょう。

ライブ型配信、録画型配信共に台本を用意する

台本は、オンライン会社説明会のスムーズな進行を維持するために欠かせません。
台本には、発表者が発言する内容やタイムスケジュールを記載することが大切です。
ライブ型配信は編集ができないため、タイムスケジュールなどの細かい部分の設定をしっかり行うことが必要となります。録画型配信は受け身の説明会となりやすいため、参加者を飽きさせないための工夫が必要となります。
また、オンライン会社説明会で台本を作成する際には、学生を引き付ける内容を念頭に置くことが重要です。
以下の3つのポイントを意識することで、効果的な台本を作成することができます。
・会社の特徴や魅力をアピールする
・学生が抱いている疑問や不安を解消する
・将来の可能性やキャリアアップの機会について説明する
台本には、会社の紹介や業界情報、働き方など多角的な内容を含めることで、学生に魅力的なイメージを与えることができます。
このように台本をしっかりと作りこむことがオンライン会社説明会を成功させることにつながります。

スライドや動画を工夫する

オンライン会社説明会では、スライドや動画などのコンテンツも学生を引き付ける重要なツールです。
製品や企業イメージなどを視覚的に紹介することができるため、グラフィックやデザインなどを工夫することで印象を良くすることができます。分かりやすいスライドや動画にすることで、学生の企業理解も深まります。
また、適度なタイミングでスライドや動画を使用することで参加者の関心を引くこともできるでしょう。

ライブ型配信の進め方

ライブ型配信でオンライン説明会を成功させるためには、事前準備が大切です。
なぜなら、ライブ型配信はスムーズな進行や参加者とのコミュニケーションを適切に取ることで効果が大きくなるためです。
具体的には、以下の方法をとりましょう。
・参加者とコミュニケーションを取る時間を確保
・映像変化で飽きない工夫を入れる
それぞれについて解説します。

参加者とコミュニケーションを取る時間を確保

ライブ型配信では、進行を考えながら、参加者とコミュニケーションを取る時間を確保することが大切です。例えば質問コーナーなどを設けることで、参加者とのコミュニケーションを図ることができます。
コミュニケーションを図ることで、参加者の興味と集中力を保つことができ、離脱を防ぐことができるでしょう。

映像変化で飽きない工夫を入れる

映像を変えることで、参加者が飽きない工夫をすることが大切です。
単に説明会を正面から映しただけの動画だと、参加者が飽きてしまうかもしれません。視点を変えたり、スライドを使ったりすることで、映像を変化させることができます。
このような工夫によって、参加者の興味を引き続けることが重要です。

録画型配信の進め方

録画型配信を効率的に進めるには、以下の点が重要です。
・台本を練りこみ不要な部分はカットする
・効果音や字幕などの編集を入れる
それぞれについて解説します。

台本を練りこみ不要な部分はカットする

台本を作成し、出来るだけ短く適切な時間の進行管理をすることが重要です。
なぜなら、動画が長いと最後まで見られない可能性が高いためです。
配信時間を15分から30分以内に決め、動画を編集するようにしましょう。
少し冗長な表現があると感じる場合には表現を変えるなどして、情報がスムーズに学生に伝わるように工夫してください。

効果音や字幕などの編集を入れる

動画を最後まで見てもらうためには効果音などを活用して編集するようにしましょう。単調な話をひたすら流しても印象に残らない可能性が高いからです。
例えば注目して欲しいポイントではアナウンス音を入れたり、強調する字幕を入れるなど、録画だからこそ活用できる編集を最大限生かしましょう。

オンライン会社説明会ならではの特徴を理解して成功しよう

オンライン会社説明会で成功するためにはその特徴を理解して説明会を実施する必要があります。
具体的には、以下の方法です。
・仕事風景や社員の自然な姿を動画でアピールする
・伝えたいことを簡潔に伝える
・単調にならないかつ、無言の時間が少なくなるようにする
それぞれについて解説します。

仕事風景や社員の自然な姿を動画でアピールする

説明会では、重要なことを簡潔に伝えることが大切です。特にオンラインでは、長すぎるメッセージは無意識に聞き流されてしまうことがあります。
多くのことを一度に伝えすぎないように、主要なポイントに絞ってわかりやすく伝えるように心がけましょう。

単調にならないかつ、無言の時間が少なくなるようにする

動画を通じて伝える内容が単調にならないよう工夫し、無言の時間を最小限に抑えましょう。例えば同じ画面や話し方がずっと続くような動画は退屈だと思われますし、無言の時間が続けば話が終わってしまったと勘違いされて途中離脱されてしまうかもしれません。
学生が最後まで飽きないように工夫しましょう。

まとめ

今回は、オンライン会社説明会の実施のポイント・進め方について解説しました。
ライブ型配信では進行をしっかりと管理して段取り良く進行する必要があります。
録画型配信では不要なシーンをカットしたり効果音や字幕を活用することで、飽きさせないで最後まで興味を引き、離脱を防ぐことが重要です。
学生が会社に興味を持ち、この会社で働きたいと思ってもらえるような魅力的なオンライン会社説明会を実施しましょう。

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